医療脱毛

医師がしっかりお肌の状態を診察し、トラブルにも迅速に対応。
短期間かつ効果の高い「医療脱毛」が、安心かつ安全です。

エステと「医療脱毛」の違い

毛根細胞をレーザーで破壊し、永続的な脱毛効果を得るレーザー脱毛は、法律上の医療行為で、医療の現場でしか認められていません。 エステで行われる脱毛は、毛根細胞を破壊しない一時的な減毛であり、永続的な脱毛効果を得ることはできません。
医療脱毛で使用されるレーザー機器は強力で効果の高いもので、それゆえそれなりの専門知識や技術が要求されます。そして、様々なトラブルにもしっかりと対応できる環境であることが重要です。

また医療脱毛は、効果の高い機器を使うことで、施術時間の短縮も期待できます。同等の脱毛効果を比較した場合、安価で効果の弱い機器による施術を、何回も長期間行うよりも、効果の高い医療脱毛を少ない回数行う方が、期間的にも費用的にも抑えられるケースが少なくありません。

当院では、患者様のお肌の状態の診断、施術、術後のアフターケアからトラブルへの迅速な対応まで、首尾一貫した体制で臨んでおり、安心かつ安全な「医療脱毛」をご提供いたします。

エステと当院の医療脱毛の比較表
一般的な脱毛サロン
当院の医療脱毛
資 格
資格は必要ありません
医師または有資格者が施術
診 察
カウンセリングのみ
医師がしっかり
お肌の状態を診察し、
カウンセリングを
行います。
施術機器
照射出力の弱い機器
医療機関のみが使用できる
効果の高い専用機器
ジェントル・マックス・プロ・プラス
ソプラノアイス・プラチナム
施術回数
20回前後
5〜6回
期 間
回数に伴い
長期化する場合も
効果の高い機器で
短期間での脱毛が可能
トラブル
への対応
医学的サポートなし
専門の医師が迅速に対応。
薬剤の処方のみならず、
外科的処置も可能です。

※比較表の回数は参考用です。脱毛部位、毛の濃さなどにより個人差があります。

医療脱毛の基礎知識

医療脱毛ではレーザーを毛の根元付近の黒いメラニン色素に反応させて熱を発し、毛を生やす細胞を破壊することで効果を得ています。
脱毛効果の高い医療脱毛ですが、1回の施術で完璧な脱毛効果を得ることはできません。なぜなら、1回の施術で脱毛できる毛は全体の約20%ほどだからです。この20%という数字には、毛の生え変わりのサイクル、「毛周期」が大きく関係しています。

毛周期とは

人間の毛は、「成長期」、「退行期」、「休止期」を繰り返しながら、生え変わりのサイクルを続けています。なかでも「成長期」は毛根が深く、またメラニン色素が濃いため、レーザー脱毛の効果が現れやすい時期です。逆に「退行期」には毛根が浅くなり、メラニンも薄くなるため、レーザー脱毛の効果があまり期待できません。「休止期」に至っては毛も抜けてしまい、効果はさらに期待できないものとなります。つまり、レーザー脱毛の効果を高めるには、「成長期」の毛に効果的に働きかける必要があるのです。

しかし、頭髪以外の毛の中で「成長期」にあるものは、全体の15~20%程度しかありません。したがって、1回の施術で期待できる効果はせいぜい20%前後となります。

そのため、100%の脱毛効果を得るためには、20%×5回=100%の計算通り、最低でも5回前後の施術が必要です。

成長期 初期1

成長期1 イメージ図

脱毛効果なし

成長期 初期2

成長期2 イメージ図

脱毛効果あり

成長期 後期

成長期3 イメージ図

脱毛効果あり

退行期

退行期 イメージ図

脱毛効果なし

休止期

休止期 イメージ図

脱毛効果なし

休止期

休止期 イメージ図

脱毛効果なし

毛周期のイメージ図

また、効率よく脱毛するためには施術のタイミングが重要となります。あせって短い期間に施術を受けても効果的な脱毛効果は期待できません。一般的な推奨施術サイクルは2ヶ月前後で、これを5回〜6回繰り返すため、1部位の医療脱毛が完了するまでには10ヶ月〜1年かかります(毛の濃さや、部位によって異なります)。
なお、当院で採用している蓄熱脱毛®“SHR”方式による脱毛は、従来のレーザー脱毛に比べて痛みや火傷のリスクが少なく、一回の施術時間も短いので、途中で諦めてしまうことなく、じっくりと続けることが可能です。

医療脱毛の2つの方式について

現在、医療脱毛ではレーザーの照射方法によって、大きく2種類の方式が採用されています。それらは「熱破壊式」「蓄熱式」と呼ばれ、それぞれに特長があり、当院ではその2つの方式を使い分けながら、脱毛する部位や毛の特質、ご要望のデザイン性など、様々なニーズに最適な脱毛を提供できるように努めています。

熱破壊式

高出力のレーザーを1発ごと照射し、毛を作り出す毛根(毛乳頭・毛母細胞)を壊す照射方法です。濃くて太い剛毛や頑固な毛に効果が高く、効果に即効性がありますが、蓄熱式に比べて痛みを伴います。
また高出力な分、施術時間が短くなるというメリットもあります。

熱破壊式脱毛のイメージ図

蓄熱式

低出力レーザーを連続照射して、発毛の司令塔の役割を担うバルジ領域(毛の生成を促すいわば司令塔のような役割)を壊す照射方法です。文字通りターゲットに熱を蓄積しながらじわじわと破壊してゆくので痛みが少なく、産毛や細い毛に高い効果が期待できます。

蓄熱式脱毛のイメージ図

毛蓄熱式と熱破壊式の違い
熱破壊式
蓄熱式
照射方式
高出力レーザーの
1発照射
低出力レーザーの
連続照射
ターゲット
毛乳頭・毛母細胞
バルジ領域
脱毛の早さ
即効性が高い
早い方は照射当日、翌日には抜け始め、約1~2週間後にはたくさん抜ける
やや緩やか
抜け始めるのは早くて照射から2~3週間後程度で、ゆっくり抜けていき、いつの間にか生えていない状態に
剛毛への
効 果
かなり高い
劣 る
産毛への
効 果
劣 る
かなり高い
効果的な
部 位
ひ げ
V.I.O.
うなじ など
毛の濃くない部位全般
痛 み
やや強い
とても弱い
施術時の
感 覚
ゴムで弾かれるような感覚
暖かい

熱破壊式、蓄熱式のどちらを選ぶべきかは、毛質・肌質・痛みの感じ方などによって異なります。どちらにも長所と短所がありますので、それぞれの違いを理解していただいた上でご自身に合った方式を選べるように、しっかりとカウンセリングいたします。

当院の医療脱毛

Gentle Max Pro Plus(ジェントル・マックス・プロ・プラス)
Gentle Max Pro Plus®/ジェントル・マックス・プロ・プラス(熱破壊式)

長い実績のある熱破壊式の脱毛機器「ジェントル・マックス・プロ・プラス」で行います。
高出力を活かし、濃い毛や剛毛に威力を発揮。さらにピンスポットの照射が可能なので、デザイン性に優れています。 かつて、強い痛みで多くの人を苦しめた熱破壊式脱毛も今は昔。技術の進歩で独特の痛みは大きく軽減されています。

ソプラノアイス・プラチナム
Sopranoice PLATINUM/ソプラノアイス・プラチナム(蓄熱式)

エステより痛くない医療脱毛として注目の蓄熱脱毛®(SHR)「ソプラノアイス・プラチナム」で行います。
ソプラノアイス・プラチナムは、蓄熱脱毛方式を採用することで、これまでのレーザー脱毛のデメリットとされていた、強い痛みや火傷のリスクなどを軽減します。